しあわせフィルターの作り方
人は幸せになりたいと思って、いろいろな努力をするわけですが、幸せを感じるためのフィルター自体が濁っていては幸せの感度は低いままです。
幸せとは何かというところで、「脳内アミンの総和」といわれています。
脳内アミンとはセロトニン、ノルアドレナリンおよびドーパミンなどです。
自分でその総和を良い状態に持って行く努力をして精神を安定させることは、幸せを感じるために必要な土台で、仕事や家事をこなす以上にしなくてはいけないと思うのですが、そのバランスを崩すのがテレビ番組のワイドショーです。
その仕組みは簡単です。
ワイドショーは世の中の何ら自分が関与せず、かつ解決出来ないと思われる暗部と、きらびやかな芸能ニュースがメインに構成されているからです。それらを言い換えると、
・全く知らない赤の他人への憎悪を募らせる内容
・全く知らないキラキラした芸能人への憧れと嫉妬を煽る内容
が大半で、テレビという気楽な、精神的に緩んだ状態で見てしまう情報媒体が洗脳とも言えるように毎日繰り返し放映されているのです。
芸能人の離婚話や不幸話を喜ぶようになっていたら、それはもうだいぶ自分自身の幸せを見つける能力が低下していると考えてもいいと言えます。
身の回りの幸せを見るより、全く知らない他人への憎悪や嫉妬に脳の回路が使われるわけで、脳が1日に処理できる情報量の何%が、そういう自分を全く幸せにしない回路の使用に向けられるわけです。
そんなのが良いわけありませんよね。
さらにこじらすと、他人の不幸は喜び、自分自身の幸せは見過ごすという残念な人格形成にさえなってしまうと言えます。
それを回避する方法は、テレビをついつい付けてしまう場合、有料チャンネルを契約して見るようにして、地上波ワイドショーが目に入らない暮らしをしてみることです。
半年くらいで思考方法が変わることに気がつくはずです。
まずは、朝はテレビを付けず、音楽を聴きながら集中してご飯を食べることをおすすめします。
アーユルヴェーダでも、「ディナチャリア」という、
1日を幸福に過ごすためのコツを伝えていますが、
その中で、朝は心が穏やかにいるために視界に入るものに気をつけましょうと記されています。
具体的には、植物を眺めたり、何か吉祥物を眺めるなどです。
それは、1日のスタートを気分良くすることでその日1日を幸福な視点で行動するためのきっかけとなるからだと思います。
自分が快い状態にいることで、良いものを引き寄せようというセンサーが無意識にはたらく感じです。
インドの伝統医学⭐️アーユルヴェーダで診断します あなたの体質を診断し心と健康をUPするアドバイスをします