癒しのアーユルヴェーダ

美容・健康・ダイエット・若返りはインドの伝統的な自然療法『アーユルヴェーダ』で実現できる。その方法を紹介します。

2018-01-01から1年間の記事一覧

断捨離が安眠につながる理由

今あなたが、なかなか寝付けない、ぐっすり眠れないのであれば、 自分が寝ている部屋の状態をよく見てください。 読みかけの本、服、etc・・・・ もし散らかったままであれば、それは部屋だけじゃなく あなたの心の状態でもあるのです。 まずは、寝る前の1分…

くせになる舌磨き

朝起きてから、口の中がネバネバする。 歯磨きして、歯はつるつるになったけど、息がスッキリしない。 口臭がする。 いつも気になっていませんか? 口臭の原因は複数あるといわれていますが、歯磨きだけでは取れない、 舌苔(ぜったい)という、舌についた白…

全身デドックスにつながる鼻うがい

朝起きるといつも鼻がつまっている。 鼻がすっきりしなくて頭がぼーっとする。 花粉症が気になる。 などの方へおすすめなのが鼻うがいです。 鼻がすっきりすると・・・ ・頭がすっきりする ・熱がとれる スピリチュアルな影響としては、 ・滞っていた流れが…

PMS(月経前症候群)で困ってる方へ アーユルヴェーダで解決できること

PMSを経験している女性は決して少なくなく、「毎月ある」「たまにある」を含めると約6割が自覚しているともいわれています。 高校生くらいから始まり、更年期手前の40代前半ごろまで続くので、トータルすると30年ほどの付き合いになります。更年期のつらさは…

ハーブの運び屋

アーユルヴェーダで用いられるハーブは治療する必要のある優勢になっているドーシャに合わせて、さまざまなキャリア(運び屋)を使って調製します。このキャリアはサンスクリット語でアヌパーナと呼ばれ、ハーブの作用を増強したり、修正したりします。 主な…

ラサ―ヤナ 古くから伝わる若返りの治療法

アーユルヴェーダでは、5000年以上前から、オージャス(生命力)を増やして加齢プロセス(ジャラ)を遅らせるための方法を伝えています。 ラサ―ヤナ(若返りの治療)は、特にヴァータタイプ(乾燥し、冷たい、疲れやすい体質)に、秋の間に行うと効果があり…

瞑想の役割とは

アーユルヴェーダ医師のディーパック・チョプラ氏はこう語っています。 「アーユルヴェーダの原則に従うとは、心が身体に対して非常に深く影響を及ぼすことであり、病からの解放は、自己の意識に働きかけて、まず精神のバランスを取り戻し、そのバランスを身…

ドーシャがダートゥ(身体の組織)に与える影響

心や身体に起きる、生理学的、心理学的変化には、ドーシャの乱れが存在しています。 ダートゥ(身体の組織)は、病気が実際に現れる場所です。 経路の問題によって悪影響が及んでしまうと、ダーシャ(損なわれる、の意味)という状態になります。 ドーシャが…

健康を保つために必要なドーシャと組織の関係

アーユルヴェーダでは身体の組織、機能のことを「ダートゥ」といいます。 そして、身体の組織を次の7つ のパーツに分けて状態をみます。7つのダートゥが最適な状態で機能していることを、ダートゥ・サラ(最適な組織、機能)といいます。 血漿 血液 筋肉 …

温めたオイルのマッサージの効果

アーユルヴェーダでは、身体の内側と外側にオイルを与えることを「スネーハナ」といいます。スネーハナはデトックスの方法として適しています。 それは、温めたゴマ油を身体に塗ると、 ・エネルギーの流れが増える ・消化が改善する ・ストレス、抑圧されて…

アーユルヴェーダで考える 健康に理想的な生活習慣とは②

アーユルヴェーダでは理想の一日を過ごすためのガイドラインがあります。前回の続きです。 ◆視覚情報に氣を付ける 朝起きたときに、縁起の良い物、吉祥物、自分のお気に入りのものが目に入るようにすると心がウキウキとうれしくなり、良い一日を始められると…

アーユルヴェーダで考える 健康に理想的な生活習慣とは①

アーユルヴェーダでは、健康的で、豊かな生活を送り、幸せな人生を歩む人を創る、明確な目標がありますが、その中でも、理想の一日の過ごし方という理想の一日を過ごすためのガイドラインがあります。 その一日を表すと次のような過ごし方になります。 ◆起床…

アーユルヴェーダで考える 時間がもっている性質とは?

アーユルヴェーダでは、一日24時間の間で、 ヴァータ、ピッタ、カパの3つのエネルギーがそれぞれ優勢な時間帯に現れて、 循環していると考えられています。 夜明け、太陽が昇るとき、ヴァータの特性である、 ・乾性 ・冷性 ・動性 は身体の中に蓄積され、広…

アーユルヴェーダで考える 病気の6段階

病気がどんな段階を経て進行するかを理解すると、体調不良の兆候に早く気づいて悪化する前に対処できます。つまり適切な予防策や治療方法を講じる事ができます。 アーユルヴェーダでは病気になり悪化していく過程を6段階に分けて考えられています。 どんな病…

普段の食事が薬になるという古代インドの教え

これまで日本では、『アーユルヴェーダ』というと、だいたいはオイルでマッサージするエステのことじゃないかなぁという方も多いと思います。 私も最初の印象は正にそうだったので、自分自身が体調をくずしてから辿り着いた健康法が『アーユルヴェーダ』から…

健康の鍵とは?

アーユルヴェーダでは、健康の鍵は、自分の基本原質(プラクリティ)を知り、食事やライフスタイルを通じて維持する方法を理解することにあるとされています。 個々の体質に合わせて生活をしないと、ドーシャ(生命エネルギー)のバランスが崩れ、病気(ヴァ…

アーユルヴェーダの性質 その③ カパ

カパとは地と水の組み合わせで、成長と保護という潜在的なエネルギーが特徴です。 カパは身体の栄養と、骨、筋肉、組織、細胞、体液といった身体の構造のほとんどを作り上げます。 身体の中でカパは以下を制御します。 ・力と安定性 ・体内の水分のバランス …

アーユルヴェーダの性質 その② ピッタ

ピッタとは、 火と水から構成されるピッタは「変化」という性質を持ちます。 エネルギーや熱を作り出す体内の化学的変化や代謝変換のすべてをつかさどり、変容と熱の特性をもっています。すべてのピッタの過程には、消化または“料理”が含まれます。 これには…

アーユルヴェーダの性質 その① ヴァータ

ヴァータ※ワータとも呼ばれます は、 空と風から構成されるヴァータは「動き」という性質を持ちます。 ヴァータという言葉は「風」を意味し、「吹く」、「まっすぐ」、「動く」、「進む」という意味をもつサンスクリット語の「ヴァ」に由来しています。もと…

アーユルヴェーダと宇宙

アーユルヴェーダでは人間はいつも宇宙やその要素と相互作用していると考えます。 私たちは空間を占め、空間は私たちに、空気を吸う、水を飲む、熱や光で自分たちを温める、地球が与えてくれる食物を消費するなど、生きるための場所を与えてくれます。宇宙と…

アーユルヴェーダとは?

アーユルヴェーダ(Ayurveda)は アーユス(Ayuth:生命の)ヴェーダ(Veda:科学)という意味の言葉です。 インドの伝統的な自然療法で、人間の身体、心、魂に関する古代哲学でもあります。 健康を保つ方法と身体が不調な時にどうやってバ…

【お悩み相談】最近よく怖い夢を見て目を覚ましてもドキドキしています。夢見をよくするにはどうしたらいいですか?

追いかけられて逃げる夢、何かに襲われる夢は、ヴァータが乱れているときに見ます。 起きたとき心臓がドキドキと高鳴っているのもヴァータが乱れているからです。 日中忙しかったり、寝る前に過激な暴力映画やホラーなどを観ていたり、悩みごとがあっていつ…

【お悩み相談】わかっているのに、いつまでも夜更かしをしてしまい、寝るのが遅くなってしまいます。

寝床に入るのは夜10時くらいなのに、何をしていたというわけではなく、疲れてぼんやりしていたり、気になって片付けものをしていたら夜12時をすぎていたというような方は、ヴァ-タが乱れています。 頭のヴァ-タは人が考えたり感じたりする心の動きに関係し…

【お悩み相談】寝つきが悪くていつまでも眠れません

床についても頭が冴えてしまって、いつまでも寝付けない。寝返りをうってばかりで気づくと1時間、2時間と過ぎている。そんな経験はだれでもありますね。 パソコンに向かって仕事をしていたり、深夜までYoutubeをみてしまっていたりすると中々眠くなりません…

【お悩み相談】たくさん寝たはずなのに、朝から疲れています どうしたらすっきりとおきられるでしょうか?

休日の朝、普段の寝不足解消とばかりに昼近くまで寝たのに、思うほど疲れがとれていないと感じたことはありませんか? 歳のせい?いいえ違います。 アーユルヴェーダでは、ヴァータの乱れと解釈します。 ヴァータの乱れはただ長く寝れば良いというわけではな…