癒しのアーユルヴェーダ

美容・健康・ダイエット・若返りはインドの伝統的な自然療法『アーユルヴェーダ』で実現できる。その方法を紹介します。

【お悩み相談】わかっているのに、いつまでも夜更かしをしてしまい、寝るのが遅くなってしまいます。

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寝床に入るのは夜10時くらいなのに、何をしていたというわけではなく、疲れてぼんやりしていたり、気になって片付けものをしていたら夜12時をすぎていたというような方は、ヴァ-タが乱れています。

 

 

頭のヴァ-タは人が考えたり感じたりする心の動きに関係しています。

頭のヴァ-タが安定していれば考えがまとまって感情は穏やかになります。

 

ヴァータには「冷たい」「乾燥している」「軽い」「動く」「変化する」などの性質があります。

 

もしあなたが、長時間寒い場所にいると、身体が冷え、考えがまとまらなくなり、気分が不安定になるのはヴァ-タの性質が強くなってしまうためです。また一日中、出歩いていたり体力を消耗しているとヴァ-タが強くなりすぎてしまい、結果的に頭のヴァ-タが乱れて、心が不安定になり、意識が散漫になり、心ここにあらずの状態でムダに夜遅くまで起きてしまうことになります。

 

また、騒音や大きな音をずっと聞いていると、気持ちが落ち着かなくなったり、気分が不安定になるという方がいますが、実はこれもヴァ-タが強くなってしまうために起きます。

 

音(聴覚)はヴァ-タに関係した感覚です。

 

騒音や大きな音を長く聞かなければならない状況にいると、それだけでヴァ-タの性質が強くなりすぎてしまいます。

 

例えば通勤時など、電車でイヤホンで音楽を聴いていて音漏れするくらいの大音量で聞いているような方がいますが、それは頭のヴァ-タが強くなり悪化してしまいます。

今寝付きが悪いと感じていて心当たりのある方は、気を付けてみてくださいね。

 

 

まとめ

寝付きが悪いのはヴァ-タが乱れているから。

日中身体を冷やしすぎていないか、動きすぎていないか、大きな音に触れる習慣がないかどうか生活をふりかえってみましょう。

 

こんな工夫をしてみると効果的

寒い日の外出は、十分に防寒しましょう。帽子をかぶるのもとてもよいです。休日のたびに外出するのを避けて、のんびり家で過ごすのもよいでしょう。

 

 

音はヴァ-タに関係した感覚です。テレビの音や雑踏を避けて静かな時間を過ごすようにすると、頭のヴァ-タが鎮まって、寝付きがよくなっていくでしょう。