癒しのアーユルヴェーダ

美容・健康・ダイエット・若返りはインドの伝統的な自然療法『アーユルヴェーダ』で実現できる。その方法を紹介します。

【お悩み相談】たくさん寝たはずなのに、朝から疲れています どうしたらすっきりとおきられるでしょうか?

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休日の朝、普段の寝不足解消とばかりに昼近くまで寝たのに、思うほど疲れがとれていないと感じたことはありませんか?

歳のせい?いいえ違います。

 

アーユルヴェーダでは、ヴァータの乱れと解釈します。

ヴァータの乱れはただ長く寝れば良いというわけではないのです。

 

ヴァータが乱れると、人は疲労を感じたり、消耗したと感じます。人はその疲労を睡眠で補おうとしますが、

この場合睡眠に必要なのは、時間だけでなく質の高さです。

 

 

1日24時間は、朝6時を起点として4時間おきに

カパ   6時~10時

ピッタ  10時~14時

ヴァータ 14時~18時

と、優勢になる時間帯が変化します。

 

寝付くのに理想的な時間はカパの時間帯で

18時~22時です。カパ優勢の「重い」、「安定」という質によって、

深く眠ることができます。

 

22時を過ぎてしまうとピッタの優勢で「鋭い」「激しい」という質になり、また

深夜3時などに寝るとヴァータの優勢で「動き」「変化」という質が強調されてしまい

眠りが浅くなってしまい、その後長く寝たとしても眠りが浅くなってしまい睡眠の質が悪く、

逆にヴァータをさらに乱してしまうこともあります。

 

わたしたちは毎日やることが沢山ありますね。

ですので、22時に寝るのは難しいと思います。

 

ですが、例えば週末の休日や平日早く帰宅できる日は夕飯を軽くすませ早寝してみることをおすすめします。

睡眠時間は同じでも、朝の疲れの取れ方がまったく違うことを実感できると思います。

 

まとめ

ヴァータを整える睡眠に必要なことは、睡眠時間の長さだけではなく、質の高さです。

ヴァータを整えるためには、早めの時間に寝るのが効果的です。

 

帰宅が21時過ぎで、その後夕飯をとり、寝るのが24時をすぎてしまうのであれば

週一回でもよいので夕飯を温めたミルクや液状のスープだけにして、その後軽く入浴し身体を温め22時過ぎには寝てみてください。

液状のものは消化に負担がかかりにくく、すぐに寝ても大丈夫です。

 

 

こんなことに気を付けて!

同じ睡眠時間でも寝るのが遅く、起きるのが遅ければヴァ-タだけでなくカパも乱れてしまいます。

カパの乱れは「頭痛」「腰痛」のもととなります。

 

 

早寝早起きが毎日は無理でも、週一日は理想的な睡眠をとれるよう取り入れていってみてくださいね。