【お悩み相談】健康のバランスがとれている状態ってどんな感じなのかわかりません

アーユルヴェーダでは
ピッタ「火・水」、ワータ「風・空」、カパ「水・土」という３つの自然界の要素のエネルギーバランスで、
健康をはかります。

先日、体質診断を行っていたところ、

「私は、ワータ（風・空）＆カパ（水・土）体質と診断されたのですが、このような、２つの異なる性質を併せもっている場合に、どうやって乱れを治して健康バランスをとるのですか？バランスがいい状態を具体的に教えてほしいです。」

と質問をいただきましたので、一例として、みなさまにもシェアしますね。

アーユルヴェーダでは、体質診断の際にピッタ「火・水」、ワータ「風・空」、カパ「水・土」という３つの自然界の要素のバランスでその人その人の生まれ持ってのバランスを確認して

そのバランスがくずれていたら本来の状態とずれているから不調が起きているのでは？

と考えます。

本来の健康な状態とは、どのような状態でしょう？

それは、どんな体質の方にもいえることなのですが、

「あなた自身が心と身体の健康バランスがとれていると実感できるとき」

または、

「不調な部分にとらわれていない状態」

と言い換えることができます。

生まれたての赤ちゃんのときが一番バランスが取れているときといわれています。

いつも不調をかかえていると、健康であるという感覚もわからなくなって気持ちも落ち込んでしまいます。

人は生きていく中で、様々な環境や情報にさらされて、
本来の自分の心身の声をきけずに、バランスを見失って心身を不健康にしてしまう傾向があります。

２つのドーシャを併せ持つ方の療法としては、まずどちらがより悪化しているかをみます。

例えば、ワータ（風・空）＆カパ（水・土）のドーシャの方で、

特に「空・風」のワータドーシャの乱れが強かった場合は、

まずは意識して「冷やさない」行動をとることが最優先です。

また、カパ（水・土）とも共通する性質である「冷たい」性質をおさえる必要があるため、相反する「熱」の性質をとりいれることが必要になってきます。

↑足先、指先など末端が冷えていたら、湯船などで温めましょう。

↑足先までポカポカになる５本指ソックス

身体を温かく保ち、食事も温かいものを摂るようにしましょう。
消化をうながすホットスパイス（しょうがや、からし）を入れた料理がおすすめです。

身体が冷えると感情も落ち込みがちになります。

気分が軽くなるように

自分が快いと思う音楽を聴く

アロマのお風呂にゆったりと浸かる

こんな風に、自分自身を労わり、癒す時間をつくるようにすると

身体もそれに応えてくれます。

心も健康をとりもどして、なんだか気分もあがっていきますよ。

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